※この記事では主人公プレイヤーの視点を中心に書き記している為、キーバックカバーとダークロードに触れる内容は1部省いています。また、個人の解釈が含まれており、事実と異なる可能性があります。※
それは、はるか古の時代。世界はまだ隔たりがなく、光に満ち溢れていた。
しかし、世界に闇が少しずつ現れ始め、マスター・オブ・マスターはその事態に対抗する為、弟子の5人の予知者は「ウニコルニス🦄」「アングイス🐍」「ウルスス🐻」「レオパルドス🐆」「ウルペウス🦊」の5つのユニオンを結成する。
そこでキーブレード使いを増やしていき、世界を闇から護り、光を集めるようになった。
デイブレイクタウンに住まう、ユニオンに所属するプレイヤー(主人公)も使い魔のチリシィと様々なワールドへ行き、ルクスと呼ばれる光を集めていた。
各ワールドで冒険し、キーブレード使いとして様になってきたプレイヤーに、チリシィはストレングスバングルというアイテムを渡し、ルクスだけではなくギルトという罪も回収することになった。
ある日のこと、プレイヤーは街でエフェメラという銀髪で気さくなキーブレード使いの少年と出会う。

エフェメラは「自分達がまわっている各ワールドは、立体映像のように実体化させられたもので、実は本物じゃないのかも」と疑問を持っており、エフェメラとプレイヤーは真相を知るべく、予知者たちが集う時計塔に潜入する。
だが、意外にも塔の中は入り組んでおり、プレイヤーとエフェメラは断念して「明日また潜入しよう」と約束し、その日は一旦解散した。
翌日になり、近くの噴水広場で待ち合わせしたはずのエフェメラは、その日現れず、それ以降もプレイヤーの前に現れることはなかった。
しばらく数日後、プレイヤーはエフェメラと塔の奥へ行く夢を見ていた。
夢から覚めて、プレイヤーがいつもの噴水広場で待っていると、エフェメラの友人スクルドというキーブレード使いの少女が現れる。
彼女の夢にもエフェメラが出てきたらしく、「プレイヤーと行動を共にしてほしい」と頼まれたようだ。
プレイヤーとスクルドは、エフェメラに何があったのか分からなかったが、塔に行けばまたエフェメラに会えるかもしれないと微かな希望を持ち、再び塔の方へ向かってみた。
しかし、その道中で予知者のインヴィ🐍とアセッド🐻️が戦っている姿を目撃してしまい、プレイヤーとスクルドは動揺するが急いで塔へ向う。

塔へ入った2人は、予知者と待ち合わせしてしまい、予知者は真実に近づいたエフェメラを消したことを告げる。
プレイヤーは無謀だと理解しつつも、エフェメラの仇討ちで予知者に戦いを挑むが、実はそれは予知者アヴァ🦊が見せた幻だった。
その目的は、プレイヤーが闇に呑まれずに戦えるのかどうか試していたとのこと。
そして、次にアヴァ🦊は"世界の終わりが迫っていること"と、"その後もキーブレード使いを後世に残す"という使命を果たすために、"闇に負けないキーブレード使いが集まった組織ダンデライオンを作る"目論みを話した。
アヴァ🦊の話しによると、いち早く世界の真実に気づいたエフェメラもダンデライオンに選ばれており、彼はその時が来るまで別の世界で身を隠しているようだった。
アヴァ🦊はプレイヤーとスクルドをダンデライオンに誘い、スクルドはすぐに承諾したが、プレイヤーはその場では答えられず保留してしまう。
それからしばらくして、予知者同士で口論の揉め事が起こり、各ユニオン同士のルクスの奪い合いが激しくなっていった。
プレイヤーとスクルドは、キーブレード使い達の喧嘩を沈めようと説得していたが、衝突が絶えることは無かった。

2人はアヴァ🦊を探しに予知者グウラ🐆の元へ訪ねたが、グウラ🐆にもアヴァ🦊の居場所が分からなかった。
そこで、2人は予知者グウラ🐆から予知者同士の言い合いの発端となった師マスターオブマスターの失踪と消えた6人目の弟子ルシュについて耳にする。

もう避けられない戦争を手前に、スクルドはプレイヤーをダンデライオンに入ることを勧めたが、それでもプレイヤーは誘いを断ったのだった。
スクルドと別れた後、黒いチリシィが現れる。
黒いチリシィは、ストレングスバングルで集め力にしていたギルトとは闇であると語り、更に自分がプレイヤーの闇からうまれたナイトメアだと明かす。
ナイトメアチリシィは異形に化けて、プレイヤーに襲いかかるがプレイヤーは倒していく。
ついに、キーブレード戦争は開戦してしまい、各ユニオンのキーブレード使い達は剣を振るう。

次々と、消滅していくキーブレード使いを目の当たりにしたプレイヤーは、戦場の中でも必死に争いを止めようとしていた。
やがて、戦場には無数のキーブレードだけが残り、多くのキーブレード使いが消えて、予知者たちも敗れた。
戦場に静寂が訪れた頃、プレイヤーは疲弊して倒れ込んでいた。

プレイヤーに光が差し込んだ。
砂埃の中から人影が現れたが、その人物はエフェメラとスクルドだった。
久しぶりにエフェメラに再会できたプレイヤーは涙を流し、エフェメラは「一緒にいこう」と言ってプレイヤーに手を差し伸べたのだった。
キーブレード戦争後、エフェメラは過去に予知者アヴァ🦊から指示されていた場所へ辿りつく。

アヴァ🦊の指示によると、ここで5人のダンデライオンのリーダーが集結することになっていた。
しかし、秘密裏に動いていた為、エフェメラも自分以外で誰が選ばれたのか、この時まで何も知らなかった。
エフェメラの背後からスクルドがやってきた。
続けて3人目がやってきた。
その少年の名前はヴェントゥス。
エフェメラとヴェンは握手を交わした。

次の4人目はブレインという帽子をかぶった少年が現れる。
最後に選ばれた1人は中々現れず、エフェメラ達は"悲劇を思い出さないように、これまでの出来事は5人だけの秘密にしないか"と話し合う。
そして5人目は少し遅れてやってきた。
彼の名前はラーリアム。
ラーリアムは探し物をして、来るのが遅くなってしまったと告げて謝った。

ついに5人が集結し、ここから彼らはアヴァ🦊が託したダンデライオンのリーダー基、ユニオンリーダーとしての活動が始まろうとしていた。
5人は予知者達が利用していたデイブレイクタウンの時計塔を拠点とし、会議室にて今後について話し合う。

悪夢を食うことで悲劇はいずれ消えていくと考え、5人はスピリットの生成に手を付ける。
5人は掟に従い、夢を見させることで、これまでの出来事を追体験し"戦争が起きなかった世界"を過ごさせる。
更に、仲間と冒険をする制度"ユニオンクロス"を取り入れ、悲劇の記憶を上書きさせる試みをし、街は戦争が起きることのない日々を過ごした。
そんな中、ラーリアムは人見知りな妹ストレリチアを捜していた。
ストレリチアもダンデライオンに入っていたはずだったが、キーブレード戦争後から行方不明になっているという。
そこで、ラーリアムは以前ストレリチアと何度かパーティを組んだことがあったエルレナと出会うが、彼女にもストレリチアの行方は分からなかった。
しかし、エルレナのチリシィが言うには、ストレリチアは"名前の知らない誰か"を捜していたらしく、その人をダンデライオンに誘いたがっていたと告げ、キーブレード戦争の直前から失踪したことが判明。

ラーリアムはその人物について、ユニオンリーダーの4人に相談するとプレイヤーの名前が挙がった。
エフェメラとラーリアムはプレイヤーの元へ訪ねてみたが、プレイヤーはストレリチアとは会話したことがなく、あまり面識がなかった。
またしても、ストレリチアの痕跡が途絶えたラーリアムはその場から立ち去り、エフェメラはプレイヤーと久しぶりに談笑していた。

ラーリアムは再びエルレナに会いに行った。
エルレナにも発展があったらしく、ストレリチアを最後に見た空き家の中へ入ると、そこにはノイズ混じりのストレリチアがいたと証言した。
急いでラーリアムは空き家に侵入するが、そこにはもうストレリチアの姿は見当たらなかった。
不思議に思ったラーリアムは、頭脳明晰なブレインに相談してみることにし、塔の方へ帰っていった。
その頃、ヴェンとスクルドも会議室でアヴァ🦊とその師マスターオブマスターのノイズを目撃してしまう。
時計塔の管理室にいたブレインも空間の異変に気づき、談笑していたエフェメラとプレイヤーも塔の頭上のノイズを発見し、急いで時計塔へ向かう。

エフェメラとプレイヤーは塔の中に入り、ブレインの元へ向かうヴェンと合流した。
3人が管理室に辿り着くと、ブレインが装置を制御していた。
一時的に街中のノイズは治まったが、ブレインによると、今いるこの世界はデータ世界の可能性があると告げる。

エフェメラとプレイヤーは他のワールドの異変も調査しにポータルを開いて向かう。
調査から戻ったエフェメラは他の4人のユニオンリーダーと話し合い、 なんとかして現実世界に戻る方法を探る。
ブレインは誰かが意図的に何かやったのかもしれないと考えたが、それ以上のことは何も分からなかった。
ブレインは管理室を後にした。
約4年前、ブレインはアヴァ🦊からユニオンリーダーの任命を言い渡された。
2人は「記された運命を、変えたらどうなるだろうか?」と話し合い、そこでアヴァ🦊は、ユニオンリーダーになる人達の名前と、予知書を渡す人の名前に丸が付いたメモを予知書に挟んで、ブレインに予知書を渡した。
この出来事はアヴァ🦊とブレインだけの秘密になった。
現在、ユニオンリーダーの中でブレインだけが予知書を所有していた。
ラーリアムはブレインに妹の失踪について相談した。
そこでブレインはラーリアムが去った後に、予知書を読んでみることにした。
そこには衝撃的な出来事が記されており、ブレインはチリシィにみんなを連れてくるように頼んだ。

視点は代わり、KH1でリクに撃たれた後のマレフィセントがこのデータ世界に迷い込んでいた。
そこに"闇(始祖の闇)"と名乗る何かが現実世界へ戻る方法を知っていると吹き込み、マレフィセントもデイブレイクタウンに来ていた。

闇は塔の中にある箱舟に乗れば、"データ世界から現実世界へ戻ることができ、更にこの先の未来へ行ける"ことを説明し、マレフィセントは闇に導かれるがまま塔へ向かっていた。
ブレインは街外れの丘でエフェメラに予知書とメモの事を話した。
予知書を持つべき人物は本来、ブレイン自身ではなくエフェメラだったのだ。

ブレインはエフェメラに、アヴァ🦊は本来の未来を書き換えたかったのではないかと話した。
更に、ユニオンリーダーのメンバーにも入れ替えが起きていた。
メモにはストレリチアの名前があり、ある人物の名前は記されていなかったのである。
真相を知るべく、ブレインはチリシィに集めてもらった(ラーリアムを省く)メンバーにもこのことを説明した。
エフェメラとブレインは改めて、「本人に自覚がないのかもしれない。そして、こうなってしまった以上、これからも同じユニオンリーダーとして一緒に頑張りたい。」と告げて、ブレインはヴェンの肩を叩いた。

時を同じくして、マレフィセントは塔の中にある箱舟を見つける。
闇は早速入るように促すが、そこにラーリアムが現れ、未完成な箱舟の存在を知ったラーリアムがマレフィセントの妨害をする。

視点は戻り、ヴェンには本当に自覚がなく、ブレインはこれまでのことを振り返った。

ダンデライオンは光が先の時代に行く為に作られたもの。
そしてそれを阻止したいのは、闇なんじゃないかと考える。
ヴェンもアヴァ🦊からユニオンリーダーに任命された時のことを振り返るが、その日の記憶が曖昧になっていた。

混乱するヴェンを見たブレイン達は一旦塔に帰ることにした。
この時、ラーリアムは夢を見ていた。
妹のストレリチアは気になる人がいる様子で、ラーリアムは「落ち着いて勇気を出すように」と励ましていた。

突如ストレリチアは消えて姿を変えた。

ここで目を覚ましたラーリアムは、マレフィセントと交戦し、気絶していたようで、マレフィセントを逃してしまったことに気が付く。
ユニオンリーダーのみんなへ知らせに向かうが、戦いの負傷により、その足取りは重くなっていた。
塔に戻ったエフェメラ、ブレイン、スクルドは、真実にショックを受けて寝てしまったヴェンの裏で、"あの時、ヴェンがいたあの空き家でストレリチアは消され、闇がアヴァ🦊に化けたのではないか"と推測した。
そこに負傷したラーリアムがその会話を聞いてしまう。
3人はラーリアムのボロボロな姿を見て心配するが、本人はそれどころではなく、ストレリチアが消されたことに激昂していた。
ここでブレインは、"闇は不安や恐怖で自分たちの心をバラバラにする気なんだ"と見解した。
一方で、眠っていたヴェンは夢の中、あの空き家での出来事をすべて思い出してしまい、涙を流した。

ヴェンはみんながいる会議室へ向かい、あの日のすべてを話した。
その場にいたラーリアムは取り乱し、ついにはキーブレードを振りかざすもエフェメラがそれを阻止する。
それに呼応するようにヴェンから闇が出てくる。

闇の目的は"闇の感染"だった。
ヴェントゥスは予知書に記された運命の子で、最初から闇の器として決められていたと闇は告げた。
ユニオンリーダー達は闇と戦うが、苦戦してしまい、そこにプレイヤーが加担する。
しかし、肉体を持たない闇に消滅は不可能だった為、ヴェンは再び闇と一体になることを選ぶ。

事態が落ち着いて、ヴェンは再び休息を取る。
そこにエルレナがやってきて、2、3日前にチリシィが黒コートの人物と一緒に歩くストレリチアを見かけたと話す。

ブレインはストレリチアのデータを誰かが解凍したのかもしれないと説き、一同は箱舟に乗って現実世界のデイブレイクタウンに帰る決意をする。
箱舟の部屋まで来たが、使える箱舟は全部で5つしかなく、現実世界はキーブレード戦争の余波とルクスの不足で刻一刻と崩壊へ向かっていた。
一同は誰が箱舟に乗るか話し合ったが中々決まらず、ひとまずブレイン、エルレナ、ヴェントゥス、ラーリアムが先に乗ることになった。

ブレインはエフェメラに自身のキーブレードと予知書を託し、別れを告げた。

先に現実世界に戻れた4人。
ブレインは手探りで機械操作していたが、あとの3人(プレイヤー、エフェメラ、スクルド)も現実世界へ戻す策を模索して、2つ箱舟はデータ世界に送り、ヴェン、ラーリアム、エルレナは方舟に乗ってはるか未来へ時を超えた。
…1人残ったブレインに6人目の弟子ルシュが現れ、「君の人生をこの1度で終わらせるのは惜しいよ」と謎の言葉を囁く。

一方、エフェメラ達の元には4体の闇が現れ、ゲートを開いてほしいと言って脅す。

絶体絶命な状況になったプレイヤーは闇に憑依されたふりをし、エフェメラは4体の闇とプレイヤーをポータルケーブルに閉じ込めた。
やがてプレイヤーは力尽きた。
エフェメラとスクルドは現実世界のデイブレイクタウンへ戻れたが、現実世界は均衡が崩れ、街の面影もなく、世界の終わりが近づいていた。

2人はこれまで過ごしてきたこの時代に別れを告げて、涙を零しながら箱舟に乗った。
【エンディング】繋がる悲劇
箱舟に乗り、未来へ飛んだ一同。
それぞれが辿り着いた時代と場所は……。

エフェメラは、一面何も無い瓦礫だらけの場所にいた。(崩壊後のデイブレイクタウンと考えられている)

ラーリアムは花畑に囲まれ、エルレナの頭上には雷雨の空が広がり、ヴェンは荒野でゼアノートに拾われる。



更に、3人は未完成だった箱舟を無理やり動かした影響によって、ここに至るまでの記憶を失ってしまった。
プレイヤーは光に包まれていた。
キーブレード使いが消えると、共に行動するチリシィも同時に消え、そして眠りにつく時はその眠りを守る存在になる。

チリシィはプレイヤーに、眠りにつくことを選ぶか、新しく誰かの心に溶けるか選択させる。
プレイヤーは、


青ローブの人物の心に溶け、銀髪の赤子を育てた。
ブレインはスカラ・アド・カエルムという見知らぬ世界に来ていた。
そこでシグルドという人物に招かれ、本部まで足を運ぶ。
その道中、目にしたものは……

この街の創設者、初代マスター・エフェメラの像がブレインのキーブレードを掲げていたことだった。
【苦渋の決断】Missing-Link
2025年5月に開発中止が発表されたスマホアプリ『KINGDOM HEARTS Missing-Link』は、このユニオンクロスの後のストーリーと考えられており、スカラ・アド・カエルムの舞台を中心に物語が進むとされていた。
物語は記憶喪失の主人公プレイヤーがスカラ・アド・カエルムの海岸で漂着する所から始まり、赤髪の少年・レムスと出会い、結社に所属して、ミッションをこなしていくといった内容だった。

この作品では、ブレインの動向やエフェメラの勲労が判明する予定だったため、現在もファンの間で熱望する声があり、今後は何らかの形で回収されると思われる。
↓KHML trailer↓
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↓KH 20th 発表trailer↓
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【χシリーズにおける謎】
- このブログではキーバックカバーについて語らなかったが、マスター・オブ・マスターが作中で姿を消し、未だその行方が判明されていない。
- 箱舟に乗ったスクルドも最終的にどの時代に飛ばされたのか、まだ仄めかされており、BBS時代のレイディアントガーデンに飛ばされたのではという説が1番有力とされている。
- スカラ・アド・カエルムに現れたシグルドとは何者なのか。
など、他にもまだ回収されていない伏線があり、挙げるとキリがなく、難解なストーリーとなっている為、YouTube上で様々な考察や解説動画が上がっている。
また本作品は、現在AppStoreまたはGoogle playによるアプリのダウンロードができず、Missing-LinkやDark roadと同様にムービー作品によるリメイクの期待が寄せられている。
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